ご近所の騒音対策

聴覚過敏症状が出ている間、ご近所の騒音がとても堪えました…。

騒音を解消することは難しく、耳栓と防音イヤーマフが役立ちました。

防音カーテンは効果が無い、と友人から聞いたので購入せず。

静かな場所を求めて、日本庭園のある公園や図書館に避難しました。

静けさを期待して行った海は、波音と沿岸道路の走行音がうるさかったです。

具合の悪い時は、実家に泊めさせてもらいました。

 

元は静かな住宅地でしたが、広い敷地の旧家が分譲住宅の区画割り

をしてから、平日土日祝日も建築工事が数年続くようになりました。

今思えば、日曜の工事については市の環境保全課に相談しても

良かったかも、とも思います。

 

そして売れ残りの区画を、分譲住宅の方が無断で遊び場、井戸端会議場

として使うようになると、近所ではない小学生達も集まるようになり、

ドッチボール、野球、サッカー、花火大会が繰り広げられることに。

 

徒歩圏内にボール遊びOKな公園も運動広場も玩具用自動車も乗れる

サイクリング広場もあるのですが、一度遊び場として定着してしまうと

そこには行かないのですね。

 

苦情が入ったのか、土地売主が侵入防止の柵とロープを張りましたが、

変わらず人は侵入し、ロープも遊び道具の一つと化しました。

 

次に売主さんが巡回して注意するようになると、売地前の

公道でボール遊びと井戸端会議をするようにました。

交通安全教室での「道路や駐車場では車が突然動き出すので遊んでは

いけない」という指導は守られず、「一度壊れたモラルは戻らない」を

実感しました。

 

道路遊びは更に悪化。

従来の球技に加え、インラインスケート、リップスティックボード、

小学生達の幼児用プラスチックカーによるレース、ピッチングマシーン

の硬球を金属バットでバッティング。

 

ボールによる器物破損も増えたので、井戸端会議に参加していない近所の

方達とで子ども達に公園や運動広場へ行くように注意しました。

素直に聞いてくれる子ども達ばかりでしたが、数日するとまた元通り。

 

あきらめ気分で、小学校とスポ少に事情を話し、指導をお願いしたところ、

道路上での道具を使った遊びが一切止みました!

人数も減り、以前の騒音とは格段に違います。

 

また車と雨樋を破損させられた売地隣接の方が防犯カメラを設置した途端、

井戸端会議をしていた人達も見なくなりました。

 

思ったことを発信すること、第三者に相談すること、また見られていること

を意識させることで解決しました。

ただご近所トラブルは下手をすると悪化させてしまうこともあるので

難しいですね…。

 

ネットで検索すると大勢の方が近所の騒音で苦しんでいます。

騒音を防ぐ為、大音量の音楽をイヤホンで聴いている方の耳が心配です。

若者撃退のモスキート音の装置を設置している公園もありますが、

耳鳴りの原因と治療がまだよく判っていないと言われ、耳鳴りに悩まされた

私としては、それが本当に無害なのかどうか疑問です。

自宅でじっと騒音が終わるのを待つのは本当に苦痛です。

私は外出した方が心穏やかに過ごせました。

 

どうか皆さんに静かな日常が戻ってきますように!